肛門についてのお悩み・ご相談承ります
診療科目
肛門外科
外科
内科
小児科
肛門外科の他に、内科、外科および小児科も診療しております。
院長のご挨拶
患者様に寄り添う診療
常に温かみを込めて、患者に接し、何でも話せるドクターであることを心掛けています。
院長 谷口 利尚
最近の人間社会は低繊維・高脂肪の食餌内容で、長時間の座位や睡眠不足で代表される生活が多くなっており、その上ストレスも増えている。こんな生活の中、不規則な排便のためにお尻に負担がかかり、いきみが多くなり、痔核や裂肛の最大の原因となります。痔核(いぼ痔)、裂孔(切れ痔)、痔瘻(穴痔)を三大痔疾患と呼び、痛み・出血・脱出等を認めます。
肛門が変だと感じたら、すぐに当院に受診しましょう。
他に、内科、外科および小児科も診療しており、常に温かみを込めて、患者に接し、何でも話せるドクターであることを心掛けています。
また、在宅医療、予防接種なども施行しています。気軽にご相談ください。ご来院お待ちしています。
院長略歴
日本大学医学部卒業
日本大学医学部消化器外科学専攻
日本大学医学部消化器外科学教室退職
谷口医院副院長
谷口医院院長
昭和52年(1977年)
昭和52年(1977年)
平成10年(1988年)
平成10年(1998年)
平成15年(2003年)
所属学会
日本大腸肛門病学会専門医
肛門外科へようこそ 問診から治療まで
痔には「痔核」「裂肛」「痔ろう」の3タイプがあります。もっとも多いのが痔核で患者の5~6割を占めます。裂肛、痔ろうはそれぞれ1~2割程度です。
お尻のトラブルは 生活習慣病!?
「日本人の3人に1人」。一般的にそう言われるほど、「痔」はとても身近な病気なのに、「お尻の悩み」はなかなか他人には聞けないもの・・・・・。
食生活やストレス、運動不足などの生活習慣が原因となっているケースが多いのです。ですから「痔」も高血圧、高脂血症および糖尿病などと同じく生活習慣を改めることで予防や改善ができると考えられる。
しかし、症状が軽快治癒しない時は肛門専門医の診察を受けましょう。
問診
診察のはじめは問診です。受付で軽く病状をお聞きします。医師がその後、詳しい病状を聴きますので、遠慮なく悩みを伝えることが大切です。
診察・検査
診察台に、横向きに寝る体位(シムス体位)を取ります。この体位だと下着を全部脱がずに、少しずらすだけで診察を受けることができます。タオルを下半身にかぶせ、肛門だけが観察できるようにします。具体的な手順は、まず「視診」「触診」で肛門周囲の状態を観て、触ることです。次に肛門の中に指を入れて痔の状態を確かめる「指診」を行います。中を覗くために「肛門鏡」という器具を使います。場合によっては、直腸に病気の疑いがあるときは「直腸鏡」を使い、検査します。
治療
診察が終わると病気の診断をして治療方針を決定します。大事なことは、「最終的に治療方針を決定するのは患者自身である」ということです。いぼ痔の治療には薬物療法、手術療法、注射療法(四段階注射法)があります。
薬物療法…坐薬、注入軟膏、塗り薬および内服薬があります。
手術療法…結紮切除法(痔核のもっともポピュラーな方法)。2~3日の入院が必要で、当院は入院不可能なため、紹介になります。
注射療法(四段階注射法)…日帰りで入院がいりません。当院では月曜日、火曜日および金曜日の午後2時から、施行しています。
痔の種類
① 痔核(いぼ痔)
肛門の血行が悪くなり毛細血管の一部がうっ血してこぶ状になったもの。形がいぼに似ていることからいぼ痔と呼ばれます。歯状線より内側にできた痔核を「内痔核」、外側にできた痔核を「外痔核」といいます。排便時に血がポタポタと垂れたり、シャ-ツと出血するなどの症状がみられます。外痔核は痛みを伴いますが、内痔核では普通痛みが無いため、出血や痔核の脱出で気付くことが多い。
② 裂肛(切れ痔)
硬い便によって肛門上皮が切れたり裂けたりするもの。男性よりも女性に多い。出血は紙につく程度ですが、激しい痛みを伴うために排便を我慢して便秘になり、さらに症状を悪化させがちである。
③ 痔瘻(穴痔)
肛門の歯状線にある肛門線に細菌が入って、肛門周囲が化膿して膿瘍を形成したものが肛門周囲膿瘍です。膿瘍が破れるか、切開して肛門の奥と交通したろう管ができたものが痔ろうです。発熱と肛門周囲の痛みを伴う。若年~中年の男性に多く、手術が必要である。
症状・お悩みについて
あなたはこんな症状ありませんか?
「痔」だろうと思っていると、重大な病気を見逃すことにもなりかねません。早めに痔かどうか専門医に相談するのがよいでしょう。
このような症状・お悩みは肛門外科へご相談、受診ください。
排便時肛門痛がある。
排便時痔核(いぼ)の脱出を認める。
排便時出血がある。
便に血が混じる。
便秘や下痢を繰り返す。
便が出にくい。
残便感がある。
便がゆるい。
痙攣性腹痛を伴う。
肛門周囲から膿がでる。
再発しないための日常生活のケア
①トイレはなるべく短時間で
最も大事なのは排便習慣を見直すこと。便意を催したら、我慢せず、いきみ過ぎないように注意すること。
②便秘、下痢は禁物
③お尻は清潔に
④お風呂に入る
入浴は血行を良くします。
⑤お尻を冷やさない
⑥長時間同じ姿勢でいない
⑦アルコールや刺激物は控え目に
座りっぱなし、立ちっぱなしは肛門をうっ血させ、痔の原因になります。
酒や香辛料は肛門を刺激し、炎症の原因になります。
⑧適度な運動を心掛ける
運動不足は便秘のもと。
「人に言えない痔の悩み」にお答えする情報サイト「い~じ~net」
ひとりで悩まないで!
なかなか人には相談出来ない痔の悩み。そんな「人に言えない痔の悩み」をテーマにしたサイトが、「い~じ~net」(http://e-zi.net)。
痔に関する情報をカッパの兄弟が男女別に、クイズ形式やセルフチェック形式で、分かりやすく紹介しています。
医師の診察を受ける際のアドバイスなど、便利な情報も掲載されています。痔の専門の病院検索もできます。
医院概要
医院名
谷口医院
院長名
谷口利尚
電話番号|FAX
0776-41-1013|0776-41-1289
住所
福井県福井市天王町20-41
駐車場
有り
提携医療機関
福井厚生病院、福井県立病院、福井赤十字病院、福井県済生会病院
備考
予約不要、来院順通り、急患随時受付、往診可、訪問診療の実施、予防接種可、入院設備及び病床群は無し
鉄道
JR越美北線・六条駅徒歩20分
バス
乗合タクシー 西大味線下六条停留所・徒歩1分
車
北陸自動車道福井インターから15分
JR福井駅から20分